隔膜電極/UF装置/RO装置のポリテックス

円筒型隔膜電極 テクトロン

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電着塗膜品質の向上とランニングコストの低減に貢献します

カチオン電着塗装ラインで使用される隔膜電極の分野において、業界で初めて円筒型隔膜電極テクトロンを開発し30年以上にわたり納入しています。
従来製品・他社製品と比べ経時変化が少なく、電気抵抗が増加しにくい構造で5-8年と長期間安定して使用できます。 

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テクトロンの働き

カチオン電着塗装法は塗料の固形分を電気泳動によって被塗物面上に泳動させ、析出させる方法であるため、被塗物に対しての対極が必要になります。

また塗料固形分に水溶性、または分散性を与えるために、樹脂にアミノ基やカルボン酸基を付加したあとこれらを酢酸やアミンの中和剤で中和しています。塗料固形分は塗膜形成に消費されますが、中和剤は浴塗料中に残り蓄積されていきますので抽出、除去し常に適正量に保つ必要があります。 隔膜電極テクトロンは被塗物の対極となると同時に、中和剤の除去を行うものです。

tectron_en_function.png

特徴

  • 最長10mまで製作可能。
    また水平に設置できるので電着槽底部や上部に設置する事で塗膜厚のコントロールが可能になります
  • 強く軽量な形状
    円筒状の形状のため内外圧力に対して強く、軽量でメンテナンスが容易に行えます
  • 長期間の使用が可能
    経時変化が少なく、電気抵抗が増加しにくい構造で長期間使用できます
  • 組み合わせでコントロール可能
    PT-LAN/PT-DSA または PT-DSA裸極の組み合わせで中和剤収支のコントロールが可能です
    ・膈膜面積:0.21m²/m
    ・電極面積:0.15m²/m 
tectron_diagram.png

設置場所に合わせて選べるラインナップ

  • 自動車ボディーのように複雑な形状の被塗物は塗膜厚を均一にする事は難しく、一般にサイド部は厚く付きすぎルーフ、内面は塗膜厚が得られません。テクトロンは従来、設置が難しかったフロアー部やルーフ部に水平に設置することによって、各部の塗膜厚をコントロールできます。
  • 設置場所にあわせて開放型、密閉型、水平型が選択できます。
  • 密閉型は電極上部にクリアランスがとれない場合や、極液オーバーフローが難しいような場合でも設置できます。
  • 水平型は液中に全没した状態で使用できるため電着槽底部など従来設置が難しかった場所へも設置できます。

テクトロンフロー

仕様

膜種 PT-AN PT-CA
荷電性 アニオン カチオン
電極種類 SUS316 SUS316
酸除去率 8~9μmol/C  
アミン除去率   8~9μmol/C
水透過性 初期 < 0.1cc/A・min < 0.1cc/A・min
水透過性 1年後 < 0.1cc/A・min < 0.1cc/A・min
使用目的 酸除去 アミン除去
寿命 5~8年 5~8年
電気抵抗 初期 0~10Ω・cm² 0~10Ω・cm²
電気抵抗 1年後 0.1~3KΩ・cm² 0.1~3KΩ・cm²
溶剤ロス 初期 ほぼ0 ほぼ0
溶剤ロス 1年後 ほぼ0 ほぼ0