極液中の細菌類発生で困っていませんか?
弊社のアプレックBSは極液中の細菌類の発生を効果的かつ経済的に抑えるために開発されました。
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発生原因と影響について
極液中の細菌類(バクテリアと呼ばれる事もあります)は発生源として極液補給水の原水中に細菌がある場合と、空気中から飛来してくる場合があります。原水が地下水または工業用水であったり、電着工程の付近に水洗塗装ブースや切削油を使用している工程が隣接していると発生しやすい事がわかっています。
極液中に細菌類が増殖し、放置すると結果としてラインに影響を及ぼしますので、早めの対策をお勧めします。
① 極液循環が阻害されると、隔膜内の極液濃度が上昇することによってSUS電極中の金属イオンの溶出が進み、隔膜の目詰まりを引き起こすため、隔膜電極の寿命が短くなります。
② 隔膜の目詰まり(隔膜抵抗の上昇)が進むと電流値は低下し塗膜厚が着きにくくなります。
アプレックBSの特徴
- 粉末タイプで不織布の袋から水流によって殺菌成分が徐々に溶解し、殺菌効果を長期間維持。
- 殺菌成分は塗料・接着剤で使用されているもので万一塗料中に混入してもハジキ等の要因になりません。
- PRTR非該当。
- ホルマリンや有機溶剤を含んでいません。(VOC対応品)
性状: |
外観紺色の不織布袋 |
有効成分: |
イソチアゾリン系防腐剤、等 |
サイズ: |
130mm x 200mm |
重量: |
約100g |
方式: |
有効成分が徐々に溶解(袋は溶解しません) |
法規制: |
該当なし |
使用方法と注意
① ポリエチレン袋からアプレックBS袋を取り出します。
② ネット袋やカゴにアプレックBSを入れ、極液戻り水流がある場所に設置します。200~300Lタンクで1袋(補給水量1000~3000L)を使用します。
③ 成分がほぼ溶け切ったら(約1ヶ月程度)、アプレックBSを新しいものに交換します。
使用を開始るす際は、極液タンクの極液を抜き、タンク配管系統を清掃してから使用してください。
※アプレックBSはヌメリ発生を予防する薬品であり、すでに発生しているヌメリを除去するものではありません。
・取り扱い時はゴム手袋などを着用し、直接手や皮膚に接触させないでください。使用後は手をよく洗ってください。
・不織布の袋は絶対に破らないでください。
・水生生物に対して強い毒性がありますので、環境中に漏洩しないように管理してください。
・保管に際しては直射日光および高温を避けて保管してください。